本部展
今年はスクール50周年の年。関西支部も本部展に合作を展示するそうなので、5月にまた東京行きとなりそうです。
なんだかんだで、ここのところほぼ毎年お邪魔しています。片田舎に居住していますので東京はとても遠く感じますが、節目の年には各支部の合作も展示され、本部会員の方々の作品を拝見できて大変勉強になります。
特販の割り当ては関西支部としてはありませんが、主宰者はチャリティー用の作品を送る事となりました。チャリティーでの売り上げはユニセフ等に寄付として届けられています。
以前勤務していた児童福祉施設。毎月欠かさず、高齢の女性からであろう差出人のお名前のない封筒が届きました。震えるようなか細い字でお手紙と10000円が同封されていて
「少しですが、子ども達の為に役立てて下さい。」
と書かれていました。民間の小さい施設。補助があるとはいえ決して余裕のない施設でした。
大きな額の寄付もとてもありがたかったですが、毎月お手紙を添えて継続して送って下さる事に頭がさがりました。
「子どもさんを預けられていた時期があったのか?それとも元職員?」
そんな事を職員で話し合った事を思い出します。
会議や朝礼で報告された時、単発だとその気になれば誰でもできる事かもしれない。でもお手紙を添えて、きっといっぱいいっぱいの生活の中から送って下さっているであろう寄付は、額ではなく何より尊いそう思いました。
チャリティーのお花を作りながらその事を思い出しています。今できる事を。1輪1輪思いを込めて・・・大切に丁寧に作らせていただきます。
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