審査用バラの復習
スクールの原点となったパンの花。深い重厚感のある仕上がりになります。作るお花の分量の多さや油絵の具での彩色が大変で、生徒さんの大半は他の講座に流れていかれますが、
「色々やってみたけれどパンの花が一番好きです。」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。絶対量が他の講座とはまったく違いますし、根気はいりますが技術が上がるのは間違いなくパンの花。師範科にあがられて審査を受ける可能性がある生徒さんがおられますので、久しぶりにカリキュラムの復習を。
審査用のバラはとても大ぶりな花材です。テキストが改訂されて少しサイズダウンしたものの、一輪に粘土が3分の2袋くらい必要(昔は一輪一袋でした)、薄く繊細には勿論ですがフリルをあまり付けずに、でもしっかり表情を出さなくてはなりません。
小バラは可愛く繊細に。
数年ぶりに作るのでどうなる事かと思いましたが、体で覚えている作品は感覚が生き続けている様です。生徒さんにきちんとレッスンさせていただけそうです。
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