原点

展示作品作り開始。毎年、自分なりのテーマ・花材・色を決めて一気に作り進みます。

来年スクール50周年の企画として、作品写真集が発行されるそうです。写真集に掲載される今回の作品、私のクレイフラワーの原点である《パンの花》での出展を決めていました。

そしてテーマは《辻が花》
お着物の古典的な織りの手法です。反物に絞りの技法を施し、藤や菊等のお花が流れる様なデザイン。シックにまとめる予定です。

お着物を着る事は滅多にありませんが、子どもの頃から大好き。古くからお世話になっていた方が呉服を扱っておられたので、織物作家の方の新作の展示会にもよく連れていっていただきました。

和のお花は今までほとんど出展した事はありませんが、敢えて原点に立ち返ってパンの花・和の花でチャレンジしたいと思います。

のんびり試作を作っている時間的な余裕もなく、メインとなる藤の花をひと枝作ってみました。
まだ地塗りの段階。スイートピーとよく似ていますが、お花の付き方が違います。ひと枝作るのに約1日。

しっかり作り込んで塗り込んでいきたいと思います。途方もなく時間がかかりますが、作ってみてやはり私はパンの花が好きなんだなと再認識しました。久しぶりに作品作りが楽しいと思えた事がとても嬉しいです。

自分自身が「この作品が大好き‼」といえる様な作品になればと思っています。


Studio Paradis Ownd《スタジオパラディ》

滋賀県大津市にあるカルチャースクール。

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